ラーメンの丼に描かれているナルトマークの意味とは
日本では「ナルトマーク」と呼ばれていますが、この模様は中国では稲妻を表した「雷紋」と言います。
中国では、魔除けの意味のある模様です。
古来中国では、皇帝の妃が使用する器にこの雷紋が描かれ、一般には使用されていませんでした。
時代とともに一般庶民の器にも描かれるようになり、日本にこのマークが伝わってきたのは明治の初めで、横浜開港時に、中国人通訳が伝えたというのが有力な説です。
ちなみに、この雷紋模様を初めてラーメンの丼に使用したのは、東京浅草の「来々軒」だと言われています。