硬貨・紙幣の「原価」はいくらなのか

平成12年度の特別会計ベースというデータによれば、紙幣を印刷する財務省(当時は大蔵省)印刷局から、発行元の日本銀行に渡す時の価格は、1万円札=22.2円、5千円札=20.7円、2千円札=16.2円、千円札=14.5円となっています。

一般にはこれが原価とされていますが、厳密にはこれは引き渡し価格です。

本来の意味の紙幣の原価は公表されていません。

ですが、日本の紙幣は、原料に楮(こうぞ)や三椏(みつまた)を使った和紙で、品質も良く、印刷にも凝っているので、他国よりも割高なのは確かです。

一方、硬貨の方は財務省造幣局が製造し、政府が発行元になるので、紙幣のように引き渡し価格が存在しないのでわかりません。

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